民介協のご案内
『民間事業者の質を高める』
一般社団法人 全国介護事業者協議会
理事長 座小田 孝安
  2023年あけましておめでとうございます。
 本年が皆様にとりまして、より良き年となることを心より願っています。
 さて、2022年を振り返りますと、民介協20周年の行事を無事に終えることができました。皆さんのご協力ありがとうございました。その他の大きな出来事は新型コロナウイルスのよる感染症が収束と拡大を繰り返し終わりが見えなかったこととロシアによるウクライナ侵攻でした。
 コロナ禍による行動制限は緩和されましたが、高齢者を対象としている介護事業においては「ウイズコロナ」ではなく「ゼロコロナ」を目指して事業運営を継続していかなくてはなりません。たとえ感染症の類型である2類相当から5類相当に変更されたとしてもしばらくは日常的に行っている感染対策の業務は大きく変わることはないのではと思われます。
 ロシアのウクライナ侵攻は、世界に大きな衝撃を与えました。その影響は日本にも及び物価高騰と物不足、そして円安も進行しました。介護報酬という3年間変わらぬ公定価格で事業を行う介護事業者は食品や消耗品そして光熱費が上がっても価格転嫁することが非常に難しい業種です。昨年は新型コロナ臨時交付金を使っての介護事業者への支援が行われましたが、今年も何らかの支援を政府に行っていただく必要がありますので他団体と協力して要望を行っていきます。
 昨年、社会保障審議会 介護保険部会が約15回にわたり開催され12月20日に「介護保険制度の見直しに関する意見」としてまとめられました。今年の夏ごろまで継続して議論されるものもありますが第9期の方向性は示されました。今年1年をかけて給付費分科会において介護報酬の改定が議論されます。民介協としても分科会の様子を見つつ皆さんの意見を集約し様々な場面で要望・発言をしてまいります。
 私事ではありますが今年5度目の年男となり、民介協の発展と活力創出に向けた決意を新たにしています。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


理事長ご挨拶
組織構成
会員ログイン
理事長ご挨拶
入会のご案内
ページの先頭へ戻る